年末年始は、家族や親戚が集まり、普段はなかなか話題にしづらい話が出やすい時期です。
「もしものときはどうなるんだろう」
「実家は誰が継ぐことになるのかな」
そんな相続の話がふと出てきて、気になりながらも詳しく聞けなかったという方も少なくありません。
本コラムでは、年末年始に親と相続の話が出たあとに、最低限確認しておきたい5つのポイントを、わかりやすく解説します。

目次

ポイント① 相続人は誰になるのか
相続の話題が出た際、まず確認しておきたいのが「相続人は誰になるのか」という点です。
法律上の相続人は決まっていますが、
・子どもが複数いる
・再婚している
・すでに亡くなっている兄弟姉妹がいる
といった場合、想定と異なるケースもあります。
ご家族との会話の中で、相続人の範囲を一度整理しておくだけでも、将来のトラブル防止につながります。
ポイント② 不動産や預貯金など主な財産の内容
相続で揉めやすい原因の一つが、財産内容を十分に把握していないことです。
特に確認しておきたいのは、
・実家や土地などの不動産
・預貯金や保険
・借入金やローンの有無
すべてを細かく聞く必要はありませんが、財産の大枠だけでも把握しておくと、いざというときに役立ちます。
ポイント③ 遺言書は作成しているか
相続の話が出たタイミングで、遺言書の有無も確認しておきたい重要なポイントです。
遺言書があるかどうかで、
・遺産分割の進め方
・相続人同士の話し合いの負担
が大きく変わります。
すでに作成している場合は、保管場所や公正証書遺言かどうかを軽く確認しておくと安心です。
遺言書の書き方ガイドはこちら

ポイント④ 実家をどうしたいと考えているか
不動産相続で特に悩みやすいのが、実家の扱いです。
・誰かが住み続ける予定なのか
・将来的に売却したいのか
・貸す予定があるのか
親の考えを事前に知っておくことで、相続後の判断がしやすくなります。
年末年始の会話の中で、実家についての考えを聞いておくことは非常に大切です。
ポイント⑤ 専門家に相談したことがあるか
相続について、
・すでに税理士や司法書士に相談している
・まだ何も相談していない
というケースがあります。
早めに専門家へ相談することで、選択肢が広がることも少なくありません。
特に年末年始でご家族にお会いした後は、「一度きちんと相談してみようか」とご相談が増える傾向にございます。
まとめ
年末年始に相続の話が出た場合、すべてを決める必要はありません。
・相続人は誰か
・財産の大まかな内容
・遺言書の有無
・実家についての考え
・専門家への相談状況
これらを確認するだけでも、将来の不安やトラブルを減らすことにつながります。
何気ない年末年始の会話が、安心できる相続準備の第一歩になるかもしれません。
※本記事は一般的な内容に基づいて作成しています。具体的な事情により必要な手続きは異なるため、詳細は専門家にご相談ください。
相続や不動産に関するご相談は、大阪相続相談センターまでお気軽にお問い合わせください。


